※アメブロに2018年10月29日に投稿した記事の転載です。
今日は世界選手権の写真と動画をチェックしています。
各クラスざっと確認していますが、やはりシルエット重視、バランス競技で間違いない、そう思っています。
写真より、動画で確認する方がよりそれが分かります。
IFBBのライブストリーミングに昨日の録画が残っています。
http://tv.ifbb.com/live-broadcasting
特に予選の様子を見ると、どういう選手からファーストに呼ばれているか分かりやすいです。
決勝から見ちゃうと、バランスの合格選手で選抜されたあとなので、予選を見るのをおすすめします。
ボディバランスで言うと、X(エックス)のようなバランスが評価されているようです。
上半身と下半身の広がり(ボリューム)が同じくらいで、ウエストはやはり細い(or相対的に細く見える)選手が上位にきます。体幹の幅があり寸胴だと(特にフロントから見たとき)それだけで印象が悪いと思います。
今年のヨーロッパ選手権あたりでは、下半身に比べて上半身の筋量が少ないように見える選手が多く、肩などの筋肉があまり目立っていない選手も多かったように思ったのですが、世界選手権では上半身もがっちりある選手が上位にきており、それに見合うくらい下半身のボリュームもある選手がより上位になっているようです。
あと同じようなシルエットなら顔が小さい方がバランスが良く見えるので上位にきます。
これはなかなか努力ではどうしようもないところですね・・・
でもよりスタイルよく見える方が上位にくるのは、こういう競技では仕方がないことです。
身体の感じは去年より、よりマッシブになっています。
もう、ビキニに筋肉は必要ないという時代は完全に終わったと感じます。
それがいいかどうかはさておき、プロの仕上がりを目標にしていくという私の考えは合っているかなと。
オールジャパンのあと、私の仕上がりが『バルキーすぎた』というような声を聞いたのですが、全然、まだまだ鍛える余地があると思います。でもあくまでもボディバランスを崩さない、体幹は太らせてはダメです。
あと感じたのは、ポージングのプレアクション、Iウォークがやはりだいぶシンプルになっています。
クォーターターンのプレアクションはほぼ無く、より規定ポージングを長く見せるように変わっており、今日本で流行っているような大ぶりな振りをしていると悪目立ちしますね。
あと、世界は基本Iウォークなのだから、日本もLウォークじゃなくてIウォークに合わせればいいのにとずっと思っているのですが、来年から変わらないのかな?
とりあえず、ざっと確認して感じたことを書いてみました。